漢方で人体の働きを「気・血・水」に別けて考えます。
「気」とは全身を巡る目に見えない動き、「血」は主に血液とその循環、「水」は血液以外
の体液のことを意味します。 そしてこの三つがきちんと機能していると健康であると考えました。
漢方の「血」は現代医学でいう血液と非常に近い考えを持っています。 この「血」が食事の偏りや
運動不足、ストレスの蓄積などによってドロドロになり、血流が悪くなることを漢方では
「お血(?血)」と言います。
血がお血の状態になると、次のような症状が体に出始めます。首や肩のコリ、冷え、物忘れ、
耳鳴りやめまい、頭痛、イライラ、目の下もくま、湿疹などなどです。 最初は不定愁訴的
な症状ですが、お血が悪化し、つまり血流がさらに悪くなると「病気」となって現れてきます。
お血による病気としては、例えば、糖尿病、高血圧、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、高脂血症、
胆石、胃潰瘍、前立腺肥大、慢性腎炎、ネフローゼ、婦人病、アトピー性皮膚炎、リウマチ、
関節炎、肝炎など、その他にも多くの病気が生じてきます。
病気になると漢方では血を浄化するさまざまな生薬を組み合わせて処方するわけですが、その中には
田七人参なども少量(貴重で効果なため)使われました。
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